禁煙外来ご希望の方へ|横浜さかえ内科|横浜市栄区の内科・循環器内科。本郷台駅徒歩3分

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禁煙外来ご希望の方へ

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禁煙外来とは

ニコチン依存症とは?

体に悪いとわかっていてもタバコをやめられない――。そんなお悩みはありませんか?
禁煙外来とは、喫煙者が無理をせず、高い成功率で禁煙できるよう支援する専門外来です。
医療機関で禁煙治療を行う理由は、タバコに含まれるニコチンに強い依存性があるためです。喫煙者の多くは、ニコチンへの依存により「ニコチン中毒」の状態にあります。この状態は「ニコチン依存症」という病気として診断され、医療機関では保険適用で禁煙治療を受けることができます。

禁煙外来では、医師による指導やアドバイスに加え、禁煙補助薬の処方が受けられます。禁煙補助薬を使用することで離脱症状が軽減されるため、自力で禁煙するよりも比較的楽に禁煙を続けられるようになります。
「タバコをやめたいのに、なかなかやめられない」――そんなときは、どうぞお気軽に禁煙外来へご相談ください。

ニコチン依存症を判定するテスト

次の「ニコチン依存症を判定するテスト」であなたもニコチン依存症かどうかをチェックしてみましょう。
5個以上該当する方がニコチン依存症と診断されます。

  1. 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。
  2. 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。
  3. 禁煙したり本数を減らしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。
  4. 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。(イライラ、眠気、神経質、胃のむかつき、落ち着かない、脈が遅い、集中しにくい、手のふるえ、ゆううつ、食欲または体重増加、頭痛)
  5. 上の症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。
  6. 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。
  7. タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。
  8. タバコのために自分に精神的問題が起きていると分かっていても、吸うことがありましたか。
  9. 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。
  10. タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。

禁煙指導の対象者

禁煙指導を保険診療として行うには、以下の1.~4.を全て満たす必要があります。

  1. ニコチン依存症と診断された方(上記テストで5個以上該当する)
  2. 35歳以上では、ブリンクマン指数200以上の方(ブリンクマン指数:1日の喫煙本数 × 喫煙年数)
  3. 直ちに禁煙を希望している方
  4. 禁煙指導手順に則ったプログラムを理解し、同意された方

上記の1つでも該当しない方は、現在のところ、保険診療としての禁煙指導は受けられません。また、禁煙が成功しなかった場合、禁煙外来に再チャレンジしたい場合、前回指導から1年間経過しないと、保険診療は適応できません。

バレニクリン服用後に、意識障害などの症状が出現し、自動車事故に至った報告があります。そのため、お仕事などの関係で自動車運転がどうしても必要な方などでは、ニコチンパッチでの禁煙治療を行います。

内服薬「バレニクリン」と貼布薬「ニコチネル」の違い

⇔表は横にスクロールできます

項目 バレニクリン ニコチンパッチ
通院期間 約3ヶ月 約3ヶ月
薬剤処方期間 12週間分 8週間分
通院回数 5回 5回
自己負担額(3割) 約18,000円 約12,000円
概要 ニコチンを含まない薬です。ニコチン切れによるイライラなどのニコチン切れ症状を軽くし、タバコに対する欲求を軽減します。さらに、喫煙による満足感を感じにくくし、喫煙願望を弱めます。 適量のニコチンを補うことでニコチン切れによる離脱症状をやわらげるお薬です。徐々にニコチン濃度を低くすることにより、比較的楽に禁煙に取り組むことができます。
形態 飲み薬 貼り薬
副作用 吐き気、頭痛、上腹部痛、便秘、お腹のはり、普段と違う夢をみる、不眠などの症状があります。 張り薬なので皮膚のかぶれなどの症状があります。ニコチンによる症状として、不眠、頭痛、めまい、ほてり、動悸、吐き気などがあります。

※吐き気のある患者様には吐き気止めを併用いたします。

禁煙治療プログラム

初回の診察

1

予約

WEB予約より禁煙外来の予約を取っていただきますと待ち時間の節約になります。

2

問診(ニコチン依存症のチェック)

ニコチン依存症テストで診断し、保険適用の可否を確認します。

3

一酸化炭素濃度の測定

息に含まれる一酸化炭素(タバコに含まれる有害物質)がどの程度かを確認します。

4

「禁煙開始日」を決めて、禁煙宣言!

「禁煙開始日」をご相談しながら決め、「禁煙宣言書」を作成します。

5

禁煙経験の確認とアドバイス

あなたの健康状態やこれまでの喫煙歴、禁煙歴などをおたずねします。ニコチン切れ症状への対処法などを一緒に考えましょう。

6

禁煙補助薬の選択

禁煙補助薬の特徴と使い方をお伝えします。あなたに合ったお薬を選びましょう。

2回目以降の診察

12週間の治療期間中に、合計5回の診察を受けていただきます。
ご来院いただく間隔は、2回目と3回目の受診までは2週間ごと、4回目と5回目の受診は4週間ごととなります。
各診察時には、息に含まれる一酸化炭素(CO)の濃度を測定し、禁煙の効果を一緒に確認させていただきます。また、診察の際に様々なアドバイスを受けていただくことで、禁煙の成功率をさらに高めることができます。

治療期間中に何かご不安な点や気になる症状などがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

禁煙の重要性(タバコがもたらす影響)

ご本人への影響

喫煙は、心筋梗塞、脳梗塞、肺がんといった命に関わる重篤な病気のリスクを高めるだけでなく、将来的なアルツハイマー型認知症の発症とも関連が指摘されています。寿命が約10年短くなるといわれているほか、もし認知症を発症した際には、ご家族の介護負担を増やす可能性も無視できません。

お子様への影響(受動喫煙)

子どもの受動喫煙は、乳幼児突然死症候をはじめ、喘息、慢性副鼻腔炎、気管支炎、肺炎、アデノイドなど、多岐にわたる健康被害のリスクを高めることが指摘されています。さらに、学力の低下との関係も示されており、お子様の健康や成長に関する不調が、お子様ご本人に原因があるのではなく、ご両親の喫煙による影響である可能性も示唆されています。

女性への影響(美容面)

特に女性の場合、美容面への深刻な影響も見過ごせません。喫煙は肌の老化を早め、「深くて長いしわ」を形成しやすくするといわれており、将来的な見た目に大きく、かつ深刻な影響を及ぼす可能性があります。

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